投稿日:2007-04-27 Fri
前の記事では関節の牽引について書きましたが、次は関節の回旋運動についてです。私達が普段生活していて、関節の回旋なんて気にすることはあまり無いと思います。ラジオ体操なんかで腕をグルグル回すときくらいでしょうか?(これも正確には「ぶん回し運動」と言って、純粋な回旋運動ではありませんが・・・)
しかし、この回旋運動という動きが無いと、とてもギクシャクとした動作になってしまいます。昔のおもちゃのロボットの動きがギクシャクしているのは、この回旋機能が無かったからです。何気なく腕を挙げるときでも、肩関節の外旋作用が無いと、120度くらいまでしか挙げられないはずです。
このようにとても大切な回旋動作なのですが、なぜか突然忘れてしまう事があります。腕が挙がらない所謂「五十肩」はこの回旋動作を忘れてしまったが為に起こってしまうという説が最近強いようです。
また、股関節のトラブルでも回旋の影響が多くみられます。例えば「ペシャンコ座り」をよくする女性は股関節の内旋が強くなってしまい、それに連動して骨盤が前傾しO脚や腰痛の原因になっているみたいです。
PNFではこの回旋運動をとても重視しています。各運動パターンの開始時に通常クイックストレッチという操作を行うのですが、この際、運動パターンの逆方向に回旋を少しだけ強めて、筋肉の伸張反射を高めることにより、滑らかな運動の手助けをしています。
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